Frameと同じくwxPythonの基本となるPanelのサンプルです。Panelはテキストやボタンなどを配置するために使用され、Sizerと呼ばれるレイアウトアルゴリズムと共に柔軟なアプリケーション作成を実現します。
パネルの基礎
下記例では3つのPanelをFrame上へ配置しました。判別しやすくするため、SetBackgroundColourでそれぞれ色を付けています。
import wx application = wx.App() frame = wx.Frame(None, wx.ID_ANY, 'テストフレーム', size=(300, 300)) frame.SetBackgroundColour('#000000') r_panel = wx.Panel(frame, wx.ID_ANY, pos=(0, 0), size=(80, 300)) r_panel.SetBackgroundColour('#FF0000') g_panel = wx.Panel(frame, wx.ID_ANY, pos=(80, 0), size=(80, 300)) g_panel.SetBackgroundColour('#00FF00') b_panel = wx.Panel(frame, wx.ID_ANY, pos=(160, 0), size=(80, 300)) b_panel.SetBackgroundColour('#0000FF') frame.Show() application.MainLoop()
黒い部分は配置元のFrameが見えている状態です。それぞれのパネルにSizerを設定し、テキストやボタンなどを配置していくのが基本となります。